10月18日礼拝説教(補講)
10月18日(日)礼拝 「神によって結ばれた関係」補講
パリサイ人たちがイエスをためそうとして来て、イエスに質問しました。何を試そうとしていたのか。イエスならきっと、離婚するのは許されないと言うだろう。そうすれば、モーセの律法の申命記の24:1とは違った教えとなるから、イエスは律法に従わない者になるというもの。
イエスが、離縁状を渡して、離縁しても許されるというモーセの教えに対して、創世記の男と女の創造の記事を語られたのは、モーセの律法の前に、その本質である男と女についての、神のおこころに目を留めなさいというもの。
旧約聖書、イエスの教え、パウロの手紙について
イエスは離婚してはならないと直接的には言われていないが、離別の後、他の者と再婚するなら「姦淫と同じである」と言われている。「離別後は、ひとりでいるか、復縁するかにしなさい」と言っているパウロのことば(第一コリント7:11)は、旧約の教えからというより、イエスの教えに準じているところがみられる。
カトリック教会は離婚・再婚を許していないが、現代は許容する教会と、禁止する教会に分かれる。教会もクリスチャンも立場は一つではなく、様々であることを知って下さい。
結婚を軽んじてはならない。離婚する者を裁いてはならない。
私たちはキリストにある兄弟姉妹として、離婚を認める者を裁いてはならず、離婚を認めない者を軽んじてはなりません。大事なのは、離別した人、その危機にある人に寄り添う事のみです。
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