1月29日(日)説教要約 説教者:大西一功師

「神の御子イエス・キリストの名を信じる」とは

第一ヨハネ3:23~4:8

ヨハネは「神の御子イエス・キリストの名を信じ、この方が私たちに命じられたように、互いに愛し合うこと、これが神の戒めである。」「神の戒めを守る人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださることは、神が私たちに与えてくださった霊で分かる」と主張しています。また、神の霊と惑わしの霊を見分けることが重要であると語っています。今日は、1「神の御子イエス・キリストの名を信じる」とはどのようなことか、2「霊とは何か」、について考えていきます。

1、神の御子イエス・キリストの名を信じるとはどのようなことか

ヨハネの時代、神は霊であるから神であるイエスが罪を負って十字架に掛かって死ぬことはない、死んだのは他の人である。イエスは人として生まれたキリスト(救い主)ではないと主張にする人たちがいました(反キリスト)。これに対し、イエスは人から生まれた救い主であり、神の御子である。そのことを証しするのは神の霊である。「互いに愛し合いなさい」というイエスの戒めを守る者が神と共にあることは、神の霊が証ししていると言っています。イエスは人であると告白しない人は反キリストであり、惑わしの霊であると言っています。

2、霊とは何か

霊は命の源です。イエスは「神は霊である。」(ヨハネ4:24)「命を与えるのは霊である」(ヨハネ6:63)と言われました。また、霊は言葉に反応し、人の心を動かします。神の知識によって霊は養われます。神の霊は真理の霊で、人を神の愛に導きます。神を知らない人は、この世の霊に支配され、神の言葉が理解できません。世の霊は惑わしの霊です。

現在、世界のキリスト教として様々な教会がありますが、異端も多くあります。キリスト教は、それぞれの信仰体験や、聖書解釈での違いがありますが、父、子、聖霊は三位一体の神であり、イエスは神であり人である(キリス両性論)という教理(教え:真理であると認めていること)の枠内で一致しています。

キリスト者として常に聖霊に導かれ、「互いに愛し合いなさい」と言われた主の戒めを日々守っていきましょう。

竹田広志's Ownd

千葉県八千代市勝田台7-27-11 電話 0474-84-5045 牧師 竹田広志

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