3月22日(日)礼拝説教要約
「十二弟子の任命」 マルコ3:7~19
(並行箇所 マタイ10:1~4、ルカ6:13~16)
イエスのみもとに押し寄せる人々。数千、数万単位。ガリラヤ、ユダヤ、エルサレム、イドマヤ、ツロ、シドンから大勢の人々がイエスのみもとにやってきた。小舟に乗って話される。
病人を癒し、悪霊を追い出すイエスのみもとに人々が押しかけて来た(:10)。
イエスの働きは、福音宣教と、悪霊を追い出し、病を癒す働き。権威ある教えと力ある業。ご利益を求めて、神の御前に集う人々。キリスト教会はご利益の為に集まるものではないが、神の恵みを求めて集まってよい。集める宣教ではなく、集まってくる宣教。中身のある教会でありたい。
休む暇もない忙しさの中で、イエスはひとりで神の働きをなさらず、十二弟子を任命される。教会も牧師ひとりではできない。使徒の選びと、権威の移譲。
「使徒」の意味(ギ語・アポストロス)。遣わされた者、メッセンジャー、使者、代理人、全権を委任された者の意味。 *十二人は別紙。
「彼らを身近に置き」
主の身近にいつもいることが、主の働きをする上で、最も重要なこと。キリストを見る。しっかりと目を離さないで見上げること。主イエスの愛と、恵み、平安、癒しの中にいつも身を置く者であること。
「彼らを遣わして福音を宣べ伝えさせ」
イエス・キリストの十字架と復活こそが、唯一の救いであることを大胆に宣べ伝える。社会活動や、地域への奉仕も非常に大事ではあるが、中心はいつも福音宣教にある。宣教の働きをとどめてはならない。
「悪霊を追い出す権威を持たせる」
悪しき霊を追い出し、病気を癒す力を授け、遣わされる。権威と力を授けられた者。それがキリストの使徒、その弟子達。しかし今、その権威はどこに移譲されているのか。キリストの教会にである。キリストの働きは、教会に委ねられている。さらにいうと、私達にである。
福音宣教と癒し
* 教会の前を通ると、いつも会堂に向かって手を合わせる人がいた。
教会、キリスト者の祈りは、本当に聞かれる。という評判が全世界に拡がって、主イエスのみもとに大勢の人が集まって来たように、多くの人が教会に集まるように!私達は主の権威・力を託された者として、その働きを実践したい。
私達はキリストの使節、アンバサダー。教会堂は神の国の大使館。私達は世に遣わされている、神の国と世をつなぐ福音の大使である。
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